たとえば、朝からパチンコにいき昼までに10,000円を使ったけれども、全く勝てる気配がありません。しかしながらここまで粘ったので何とか少しでも取り返したいと考えることでしょう。合理的に考えると既に勝てる見込みがないと判断したのであれば潔く諦めて帰るべきですが、投資した10,000円がもったいないという心理が働いてしまい、益々お金を使い取り返そうとしてしまいます。この迷いこそが、「サンクコスト効果」です。
具体的な例を挙げると、合コンはフリータイムで少し値段の張るお店を選択しましょう。時間割が決まっているお店よりも多くの時間とお金を使わなければならなくなり、それを無駄にしたくないという意識が自然と高まります。無駄にはしたくないという気持ちが、合コンを成功させたいと真剣に相手を取り込むことが出来るコツとなります。もちろん合コン以外でも1対1のデートなどにも活用できます。