サンプルの効果

物わかりの悪いヤツには、繰り返すよりも「たとえ話!」が効果的

正しい情報、伝えたいことを言っているからといって、それが聞き手に受け入れられないのでは、不十分で単なる独りよがりとなってしまいます。そんなときに、とにかく相手に「わかった気」になってもらうには、「例え話」を用いると良いと言われています。

イリノイ州立大学の心理学者、ジェームズ・マクロスキーは、ある公演を録音したテープを被験者528名に聞かせました。用意したテープは2種類で、どちらも同じテーマの公演となっています。しかし、一方の公演では「例え話」を豊富に使い、もう一方は例えを使わずに、難しい事のみ何度か繰り返して説明を行いました。すると公演終了後で被験者に確認したところ、「例え話」を多く使った公演の方が、受け入れやすかったということが分かったのです。

この結果から分かるように、例え話を使いこなすことが出来れば、相手の理解はより一層深くなります。そのためには、話の途中で「例えば何だけど・・・」と具体例をあげるようにしてみましょう。また、例え話と一緒に、比喩表現として、「要するに○○なので・・・」「まるで○○しているみたいに・・・」など、物事を言い換える習慣を付けてみるのも効果的です。